北本市史 通史編 自然

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第4章 北本の気候

第3節 北本の気象災害

市域での気象災害(火山、地震、風水害、雷雨、降ひょう、雪害など)は他地域に比べて少ないと言える。市域の大部分は関東平野の中央部に位置しており、大宮台地の中で最も標高の高いところに位置している。このため水害をうけにくく、雪害・地すべり等も記録として残っていない。しかし、内陸的気候のため気温差が大きく、寒干害が発生しやすい。寒干害とは降霜(こうそう)を伴(ともな)わないが、異常乾燥(かんそう)を伴う冬季の低温による生育遅延(ちえん)、霜柱(しもばしら)のための断根等による被害のことである。

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