北本市史 通史編 現代

全般 >> 北本市史 >> 通史編 >> 現代

第2章 都市化から安定成長へ

第6節 都市化と変貌する北本

3 衛生施設の近代化と福祉活動

法人化した北本市社会福祉協議会
北本に社会福祉協議会が発足したのは昭和三十四年のことであった。爾来(じらい)、社会福祉協議会は 社会福祉に関する民間団体として、北本の社会福祉の向上に大いに貢献することとなった。
しかし、昭和四十年代後半から福祉に対する関心が大変に高くなり、住民の社会福祉に対する需要も多く、かつ、多様化してきた。そこで、このような住民の福祉に対する期待に応えるため市としては新しい対応が必要となった。社会福祉協議会では、新しい福祉需要に応じていくため、昭和五十五年十一月協議会を法人化することを決議し、翌五十六年、社会福祉法人北本市社会福祉協議会が設立された。法人化することによって、
〇補助金を得やすい
〇税の面で優遇される
〇融資をうけられる
〇関係福祉団体との連絡調整が行える
〇地域福祉活動を推進できる(『広報きたもと』NO.三一一より)
という利点が生まれ、幅広い活躍が可能となり、以来、社会福祉協議会は北本の社会福祉向上の中核となっていった。

<< 前のページに戻る