北本市史 通史編 現代
第2章 都市化から安定成長へ
第7節 学校教育の発展と進む社会教育
3 社会教育の進展
広がる社会体育市民の体力増進に貢献する体育活動がさかんに行われるようになったのは昭和四十五年以後である。従来は、社会人野球大会、卓球大会、剣道大会、運動会が行われていたが、特に四十五年以後は、教育委員会社会教育課、体育協会の指導により競技種目も大幅に増えていった。
五十三年七月に北本市スポーツ少年団が誕生した。スポーツ少年団は、スポーツを通じて健康なからだと心を育てるために活動しており、全国各市町村に広く置かれているが、北本市スポーツ少年団は県で四二番目に誕生したものである。発足当時は、サッカー、野球、ソフトボ—ルの三種目に九団体が登録されたが、その後登録種目、登録団体も増加し、少年スポーツの育成に大いに貢献(こうけん)している。
運動施設面でも、昭和四十八年以後目ざましく充実した。四十八年には石戸宿の荒川河川敷に天神下(てんじんした)運動公園が完成したのを皮切りに、各地区にスポーツ広場が建設され市民の健康増進、体力増強に広く活用されてきた。
表53 公園設備状況(1,000㎡以上)
・スポーツ関係公園
年 代 | 名 称 | 面 積(㎡) |
---|---|---|
昭和48年 | 天神下運動公園 | 20,940 |
49 | 北本市子供公圈 | 28,826 |
55 | 深井スポーツ広揚 | 12,412 |
56 | 宮内スポーツ広場 | 6, 922 |
57 | 高尾スポーツ広場 | 11,790 |
年 代 | 名 称 | 面 積(㎡) |
---|---|---|
昭和49年 | 宮内3 丁目交通安全子ども広場 | 1,369 |
〃 | 東間公園 | 1,084 |
50 | 中央3丁目交通安全子ども広場 | 1,990 |
51 | ニッ家交通安全子ども広場 | 1,269 |
〃 | 高尾交通安全子ども広場 | 1,128 |
〃 | 北本団地交通安全子ども広場 | 1,244 |
〃 | 北本2 丁目交通安全子ども広場 | 1,877 |
53 | 中丸公園 | 5,045 |
〃 | 宮内公園 | 2,106 |
54 | 本宿6 丁目交通安全子ども広場 | 1,585 |
〃 | 中丸4丁目交通安全子ども広場 | 1,692 |
55 | 東間3 丁目交通安全子ども広場 | 1,582 |
〃 | 南団地中央公園 | 1,886 |
56 | 下石戸公園 | 2,634 |
58 | 北本宿緑地公園 | 5,106 |
〃 | 東間2 丁目交通安全子ども広場 | 1,710 |
59 | 本町公園 | 1,723 |
〃 | 西高尾3 丁目交通安全子ども広場 | 1,761 |
年 代 | 名 称 | 面 積 |
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昭和59年 | 中丸緑地公園 | 7,558㎡ |
(『第二次北本市総合振興計画基本構想』より)