北本市史 資料編 原始

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第2章 遺跡の概要

第1節 荒川沿岸の遺跡

北袋Ⅷ遺跡 (大字高尾字中井)

図18 北袋Ⅷ遺跡出土拓影図

遺跡は、西側が逆従の谷に浸食され、北側も枝分かれして入った小さな谷で浸食されて北に向かって小さく突出した台地上に位置している。標高は三〇メートル、沖積低地との比高差は一八メートルである。遺跡の広がりは径六〇メ —トルである。
採集遺物は、縄文時代中期の加曽利(かそり)E式土器・須恵器(すえき)・陶器類である。


図19 北袋Ⅷ遺跡位置図

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