北本市史 民俗編 民俗編一覧

全般 >> 北本市史 >> 民俗編 >> 民俗編一覧

第1章 生活の場と民俗概観

第4節 民族とは何か ―民族知識を例として―

日時や季節に関するもの
夜、鶏の鳴き真似をしてはいけない。
夜、塩を買ってはいけない。
夜、履物をおろしてはいけない。
四のつく日には縁談・裁判などを始めない。
九のつく日には餅を搗かない。
寅の日に、麦を蒔いてはならない。
戌の日に麦を蒔くと、食わない人が出る。
卯の日に田植えをすると、食わない人が出る。
冬至の朝一番水を大神宮に供えると、火事にあわない。
節分に座敷を掃くと、福の神を掃きだす。
土用には、屋敷の土をいじってはいけない。
日食の日には、井戸に蓋をしなければいけない。
夜を魔性の時と考え、特定の事柄を忌む。四九は死苦につうじるので避ける。特定の干支をいろいろの説明をつけて避けることも行われている。

<< 前のページに戻る