北本市史 民俗編 民俗編一覧

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第10章 民俗芸能・遊戯

第1節 民族芸能

2 各地域の囃子連

系譜等
囃子連の初代は、明治三十年ころ桶川市下日出谷の杉山流の囃子を習得した。そして二代目三代目と囃子が伝承され、八雲神社、氷川神社、金比羅社の祭礼には欠かせぬものとなった。昭和二年に四代目の人たちを育成するに当たり、囃子の流派が他地区と異なっていたので、原組、上手組の囃子連から師匠を迎え、木下流の囃子を習得した。それから木下流二代目三代目と囃子は引き継がれ、戦後後継者難に悩んだこともあるが、現在また盛んになっている。

写真8 上手の囃子連(荒井)

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