北本市史 民俗編 民俗編一覧
第10章 民俗芸能・遊戯
第2節 民謡
1 祝い歌
相撲甚句相撲甚句は、八幡神社の祭礼のあとの力試しの相撲の後の余興に歌われたことからこの名前がついているが、一般的には宴席での騒ぎ歌となっている。特に、ご祝儀の席などにはつきものだったようである。
一、わしが始めちゃ おはやいけれど
ごめんなされよ オー皆の衆
ハアー めでためでたが
三つ重ならば
庭にゃ 鶴亀 五葉の松
すっとこどっこい よいやっしょ
(下石戸下 福島きみ 明治三十八年生 東間 山本美代 明治二十七年生)
ごめんなされよ オー皆の衆
ハアー めでためでたが
三つ重ならば
庭にゃ 鶴亀 五葉の松
すっとこどっこい よいやっしょ
(下石戸下 福島きみ 明治三十八年生 東間 山本美代 明治二十七年生)