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第11章 伝説・世間話・昔話・諺

第2節 世間話

8 松の大木
『新編武蔵風土記稿』によれば、深井の小名として「松の木」という地名があった。
ここには、ものすごく大きな松の木があったのだという。小名「松の木」は、現在「松の木んち」と呼ばれている深井六丁目の林進さん宅あたりのようであるが、ここにあった松の大木の根は、ここから東南に一〇〇メートル以上は離れているS自動車会社まで続いていたという。
ちなみに、S自動車会社のある辺りを「棒根」というのである。
  ▽話者・・・山崎峰寿さん(深井昭和七年生)

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