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第11章 伝説・世間話・昔話・諺

第4節 諺

1 諺

秋蚕(あきご)と味噌汁はあたりっこなし
秋茄(なす)は嫁にくわすな
朝雨に笠を脱げ
朝雷は大水のもと
朝茶はその日の難のがれ
小豆は馬鹿に煮させろ
雨だれ石を穿つ(石)
蟻の観音参り
いかけの天秤(てんびん)(石)
石が流れて木の葉が沈む
急がば回れ(石)
一寸の虫に五分の魂(石)
医者の不養生(石)
犬も歩けば棒にあたる(石)
井の中の蛙(石)
色の白いは七難かくす
鰯の頭も信心から(石)
魚心あれば水心ある(石)
動いている水は腐らない
牛は牛づれ馬は馬づれ(石)
家(うち)の米の飯より隣の麦飯
内弁慶そとめめず
鵜の真似をする烏(石)
馬の耳に念仏
馬の物覚え
瓜の皮は馬鹿にむかせろ
瓜のつるに茄はならぬ(石)
負うた子に教えられ
負うた子より抱いた子(石)
大男総身に知恵がまわりかね
岡目八目(石)
同じ穴の狐(石)
鬼の目にも涙(石)
鬼にも金棒(石)
帯にはみぢかし襷(たすき)には長し(石)
親が死んでもごく休み
親に似たこじらみ
親の意見と冷酒(ひやざけ)後できく
親馬鹿、子ふくべ(石)
親わらじ子ぞうり孫せった
女のロあけ
陰陽師(おんようじ)身の上知らず(石)
蛙の面に小便
餓鬼も人数(石)
かせぐに追いつく貧乏なし(石)
風に貸し借りなし
河童の川流れ
蟹は甲に似せて穴を掘る(石)
金があれば馬鹿も旦那
金持ちけんかせず
借りる八合返す一升
かわいい子は棒で育てろ
堪忍千両(石)
きよう貧乏は他人の宝
口と財布は閉めるが得
薬九そう倍百姓百そう偕
苦は楽のたね(石)
苦しがりの畝(うね)かんじょう
苦労は買ってでもしろ
芸者の羽織(石)
後悔先にたたず(石)
こけの一心
小糠(こぬか)三合(または三升)あれば婿に行くな
御幣かつぎ(おんべっかつぎ)
ころばぬ先の杖(石)
魚は大名に焼かせろ、餅は乞食に焼かせろ
桜切る馬鹿梅切らぬ馬鹿
山椒は小粒でピリリと辛い
三人よれば文珠の知恵(石)
地獄の沙汰も金次第(石)
地獄も住家(石)
四十男の浮気と七ツ雨はやまない
四十八の恥かきっこ
自慢高慢バカのうち
釈迦に説法(石)
杓子定木(石)
蛇の道は蛇(石)
正直の頭に神やどる(石)
上手の手から水がもれる
雀百まで踊り忘れず
捨てる物も三年たてば役に立つ
惣領の甚六(石)
損して、とく取れ(石)
宝のもちぐされ(石)
立つより返事
旅は路づれ世はなさけ(石)
だんまりバカは三年分からぬ
塵も積もれば山となる(石)
長者に貧を語るな(石)
朔日十五日
使う者は使われろ
月夜に提灯(石)
手前田に水
唐箕の三番ロ
問うは一時の恥知らぬは末代の恥(石)
遠きは花の香(石)
螳螂(とうろう)の斧(石)
年寄り子供(石)
年寄りと釘の頭は引つ込むがよい
土用ノノコ(布子)に寒かたびら(帷子)
鳥なき里のこうもり(石)
鳥は食ってもドリくうな
なかぬ猫はねずみ捕る
流れは万流仕上げは一つ
泣く子に乳(石)
泣き顔に蜂(石)
七度尋ねて人を疑え
なまずの吸いもの
似たもの夫婦(石)
糠に釘(石)
ぬかよろこび
盗人を見て縄をなう(石)
濡れ手に粟
猫に小判(石)
寝小便きらって寝ぐそをもうける
寝耳に水(石)
のろまの三寸馬鹿の開け放し
馬鹿と旦那の西尻
バカの大足ノロマの小足
馬鹿の長糸
馬鹿は鬼よりこわい
末子(ばしっこ)と焼け火箸は手がつかない
走る馬にも鞭(石)
話はお日待ちの晩
婆(ばば)育ちは三文安い
早飯早くそ芸のうち
腹八分目は医者いらず
針の溝から天のぞく (石)
春雪は麦俵
人をみて法をとけ
人のふり見て我がふり直せ(石)
人は一代名は末だい(石)
ひもじい時のまずいもんなし
百の説教屁一つ
貧乏は一生ついちゃまわらねえ
文はやりたし書く手は持たず(石)
武士は食わねど高楊子(石)
下手な考え休むに似たり
坊主まるもうけ(石)
坊主も憎けりや袈裟(けさ)まで憎い(石)
炮烙(ほうろく)千に槌(つち)一つ(石)
吠えない犬のそばに行くな
蒔かぬ種子は生えぬ(石)
馬ぐそ茸
孫を飼うなら犬を飼え
見栄張るよりも頰張れ
身から出た靖(石)
身にあやあれば宝走る(石)
向こうずねの痛さと親の有り難さ
無理が通れば道理ひっこむ(石)
目くそ鼻くそ
眼の上のたんこぶ(石)
眼のよる所、玉がよる(石)
物は言いよで門が立つ(石)
貰いっ子と苗は小さいほど良い
やけ石に水(石)
やしの丸薬(石)
安物買いの銭失い(石)
柳の枝に雪折れはなし(石)
藪から棒(石)
藪ついて蛇だす(石)
闇夜の錦(石)
雪っぷり上がりは裸虫のせんたく
夢にぼたもち(石)
嫁は台所からもらえ
嫁は庭からもらえ
理屈と膏薬(こうやく)はどこへでもつく
流水、朽ちず(石)
綸言汗の如し(石)
類は友よぶ(石)
れんげで腹を切る(石)
論語読みの論語しらず(石)
我が身の一尺は見えぬが人の一寸が見える(石)
割れ鍋に、とじ蓋(ふた)(石)
我が身をつねって人の痛さを知れ(石)

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