北本市史 民俗編 民俗編一覧

全般 >> 北本市史 >> 民俗編 >> 民俗編一覧

第12章 民俗の変化と変貌

第2節 人生儀礼

十五の初山
十五の初山に大山(石尊様)にお参りに行ったか。初山で行った(十六.一%)、初山ではないが講で行った(十六.一%)、個人的に行った(五.九%)、行ったことがない(三九.六%)などとなっている。
①初山で行った 地区別で比率が最も高い地区は、荒井・高尾地区(三四.七%)、二位が下石戸下地区(二〇.五%)、三位が下石戸上地区(十六.一%)である。比率の低い地区は、東間地区(四.三%)、公団地区(四.八%)、北本地区と本町地区(六.七%)である。東間地区の比率が低いのは、勤め人三九.一%(一位)、自営十三.〇% (二位)、昭和生まれ六五.二% (一位)によるものであろう。世代別では、明治二八.九、大正十七.八、昭和八.六%となっている。
②初山ではないが講でいった 地区別で比率が最も高い地区は、下石戸上地区(三五.五%)である。比率ゼロが三地区ある。東間地区、公団地区、本町地区である。世代別では、明治二一.一、大正二〇.五、昭和十.四%となっている。

<< 前のページに戻る