北本市史 民俗編 民俗編一覧

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第6章 衣・食・住

第1節 衣生活

4 嫁入り

里帰り
婚礼のときに着た江戸褄は、結婚式後の里帰りのときと、三月三日の初節供の里帰りに着た。七月十五日にも里帰りするが、その日に着るものは、その日までに実家から夏の着物一式に羽織もそえて届けられた。昭和三十七年に、吉見から嫁に来た人のときは、実家から洋服が届けられた。着物は表地はよいものを買い、胴裏は家でとった絹糸で母親が織ってくれた白生地を使って仕立てた。

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