北本市史 民俗編 民俗編一覧

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第6章 衣・食・住

第3節 住居

3 付属屋

灰小屋
灰は、毎日イロリから集められへイゴヤ(灰小屋)に貯蔵され貴重な肥料として使われた。灰小屋は独立した小屋として作られることもあるが、多くは便所と一つ屋根の下に作られる。
ところで、「灰は朝取れ」と言われ、夜の食事作りに使った灰は一晩イロリにおいたままにしてから取り出すものであった。しかし、それでも薪などの残り火があることがあり、夜中に灰小屋が真つ赤に燃え上がりびっくりした経験のある人は多い。

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