北本の仏像

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Ⅱ 各地区の仏像

1 中丸地区(旧鴻巣領)

 多聞寺

多聞寺 北本宿490 →(寺院詳細)

新義真言宗、瀧馬室村(現鴻巣市)常勝寺末。宝塔山と号し、本尊毘沙門万治四年(1661)八月起立と伝えるのみ。(『風土記稿』)


【木造弘法大師坐像】

木造弘法大師坐像

〔品質〕寄木造 彫眼 彩色(後補)
〔法量〕像 高 36.0 膝 張 38.0 膝奥27.5
胎内背面に四行十七字からなる墨書銘があり、江戸中期寛保二年(1742)十月に大仏師佐藤主馬の手によって造立されたことが確認される。佐藤主馬の経歴は明らかでないが、その素人くさい作風から判断すると土地在住の仏師と思われる。

胎内銘

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