北本市史 通史編 自然

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第4章 北本の気候

第3節 北本の気象災害

2 風水害

風水害については、多くは郡単位の記録が残っている。市域における災害は一件の強風火災を除けば、すべて荒川の氾濫(はんらん)にかかわるものである。被災地名は旧石戸村などにかたよっている。市内の旧地名が記録に残っているものをあげると以下のとおりである。
<南東気流による大雨>明治四十三年(ー九一〇)七月二十五日〜二十七日 石戸村で浸水
<台風、前線などによる大雨>明治四十三年(ー九一〇)八月一日〜十六日 石戸村で破堤浸水(はていしんすい)
<強風による火災など>昭和十六年(一九四一)一月二十日 石戸村で三十五棟(むね)焼失
<キャスリン台風による大雨、洪水>昭和二十二年(一九四七)九月十四日~十五日 北本宿村浸水

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