北本市史 資料編 自然

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第6章 北本の植物

第3節 北本の植物文化財

北本市内で植物文化財に該当する条件をあげるとすれば、(一)名木、巨木、老樹、奇形木、栽培植物の原木、並木、社叢、(二)池泉、湖沼、河などの珍奇な水草頰、藻類と蘚苔類、微生物などの生ずる地域、(三)著しい植物分布の限界地、(四)著しい栽培植物の自生地、(五)珍奇または絶滅に瀕した植物の自生地、が考えられる。
北本市内には植物文化財が多い。国指定の天然記念物石戸カバザクラをはじめ、多くの植物文化財は市内西部地区に分布する。
現在、市内に成育する植物で文化財として指定を受けているものは、国指定の天然記念物一件、県指定の天然記念物一件、市指定の天然記念物三件がある。そのほか現在指定を受けてはいないが植物文化財として重要であろうと考えられるものや、今後保存する必要があると思われる植物を選択すると以下のとおりである。
植物文化財記載の内容
一、植物文化財の名称、あるいは種名
二、所在地
三、文化財指定の有無、指定されている場合は指定の種類と指定年月日
四、樹高、目通り、根回り、枝張り
五、樹勢、樹齢、生育環境、その他

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