北本市史 資料編 自然

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第6章 北本の植物

第3節 北本の植物文化財

カバザクラ(石戸)

写真1 カバザクラ

場所 北本市石戸宿東光寺
国指定の天然記念物(大正一一年一〇月一二日)
樹高  一四.〇〇メートル
目通り  二.六八メートル
根回り  七.四一メートル
枝張り 一五.五〇メートル
東   一〇.四〇メートル
西    五.〇〇メートル
南    六.五〇メートル
北    六.ニ〇メートル
サクラでは日本五大巨木の一つに数えられた、往時の巨大な古株があるが、現存のものはその株吹きである。樹齢七〇〇年と推定される。エドヒガンザクラの一品種である。
地上三五センチより幹は二分し、双幹となって、西側の幹は枯れている。地上三.五メートルで枝が切断されている。幹は傾き、四本の支柱が支えている。根元周辺の土壌状態は良好である。

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