北本市史 資料編 自然

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第7章 北本の動物

第1節 北本の陸生動物

1 哺乳類

貝塚から発見される獣骨、江戸時代の古文書などから、大宮台地及び周辺の沖積地にはシカ、イノシシ、ツキノワグマなど大型野生獣が確実に生息していたが、明治五年(一八七二)に村田銃が完成し、近代遊猟が始まってから間もなく消滅してしまった。
農家でのウマ、ウシ、ヤギおよびウサギの飼育は、昭和二十年代になって行われなくなったが、育牛のみは今でもごく 一部で残っている。
現在、大型哺乳類はイヌ、ネコのほかは、野生のタヌキ、キツネ、ウサギが、希れに発見されるのみである。

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