北本市史 資料編 近世

全般 >> 北本市史 >> 資料編 >> 近世

第1章 領主と村

第1節 村の政治

5 関東取締出役の支配と組合村

24 嘉永五年(一八五二)正月 小組惣代人選につき異議申立
  (鴻巣市松村茂家文書)
     以書付御届ケ申上候
御改革小組合惣代の儀、是迄深井村名主七(郎脱カ)右衛門殿相頼申置万端御用弁無御差支罷在候処、大小惣代兼帯候ては難相成儀ニ候哉、駅場御役人中意ニて中曽根村名主吟重郎殿江小組惣代取持為相勤候趣専風聞ニ御座候間左ニ申上候、右七郎右衛門殿是迄の通り大小惣代ヲ兼候ては難相成候ハゝ、組合村々一同相談の上人撰ヲ以惣代相立申度候、右吟重郎殿儀は一同不帰依ニ御座候間差略難請候、旦ハ其御筋様より被仰付候共村々一同不承知ニ御座候間、乍見越此段以書付御届ケ申上候、以上
 嘉永五子年
  正月 上生出塚村 名主 勘 之 丞
     下生出塚村 名主 庄  八
     上谷村上分 名主 浅右衛門
     上谷村下分 名主 利右衛門

<< 前のページに戻る