北本市史 資料編 近代
第1章 政治・行政
第1節 近代行政のはじまり
1 維新激動期
3 慶応四年(一八六八)四月 太政官布告を高札場掲示につき達(鴻巣 藤井真家文書九)
小松原より受取
滝馬室村江継送り
添書ヲ以得御意候、然は兼て被 仰渡の御別紙五通廻達仕候間御写取、村々高札場江差出置候様可被成候、此廻状早々順達留より御返し可被成候、以上
四月六日 鴻巣宿
問屋
滝原髙尾荒井東間宮内 横田三九郎
年寄
古市場別所花ノ木 孫 三 郎
右村々
御名主中
定
一人たるもの五倫の道を正しくすへき事
一鱞寡孤独廃疾のものも憫むへき事
一人を殺し家を焼き財を盗む等の悪業あるましき事
慶応四年三月 太 政 官