第4章 社会生活と文化

第1節 社会生活

3　災害

272　大正元年（一九一二）九月　石戸中丸村に水害救済金交付
　　（『埼玉新報』大一・九・一一 ）
　　　〇水害寄贈金配当額
既記昨十日北足立郡役所にて各町村長に訓示せられたる、去る明治四十三年に於ける水害罹災民救済寄贈金は曩に夫れ〱交附せられたるも、尚其後に至りて臨時水害救済会其他より寄贈ありて本県より配当せられたるに依り当初配当せる金額に案分して左の如く町村に配当せられ、其配当金は其額少額なるに依り町村罹災救助資金の積立を為せる町村に於ては該資金の内へ寄与する方簡便にして安全なるべきに付き、右資金に編入処理せらるるべき旨懇一訓示せられ、其金額及配当額は左の如し△金七百八十九円五十銭・臨時水害救済金寄贈金△金二百八十六円七十九銭七厘・ 一般篤志者寄贈金△計金千七十六円二十九銭七厘
△配当額 六辻一四、〇三一 △土合四一、〇八五△美谷本四三、二七一 △笹目　二〇、七六八△戸田　五七、八四一 △蕨　四六、九六〇△芝　三〇、〇〇九△青木　三七、四九六△横曽根　三八、八六〇△川口　九一、五九〇△南平柳　四七、二五〇△新郷　五、ニ一〇△谷塚　二七、七二六△草加　三九、九九九△新田　三二、三〇九△安行　四、〇三二△鳩ケ谷　二六、三一五△神根　一三、四六四△戸塚　七、三八三△大門　九、八一八〇野田　九、四七四△尾間木　六、二九八△谷田　一、四八七△三室　四、〇九一△与野　一、九五八△大久保　四三、五一七△馬宮　五四、〇三八△植水　二六、六七一△三橋　三、八五八△指扇　三一、八五五△平方　二、八六四△大石　二、一四七△上平　〇、ハ四七△小室　六、七〇四△加納　一一、二七九△川田谷　六、五〇八△石戸　四、四五一△馬室　二七、五一七△中丸　二、九八七△常光　二六、五三七△鴻巣　六、三一四△田間宮　二九、〇九九△箕田　一七、九八二△小谷　二六、八九一△吹上　七、二四四△膝子組合　五〇、〇六八△春岡　一　ニ、三八〇△原市　四、八七五△志木　八、二八六△膝折　四、〇〇五△内間木 二〇、六五三△新倉三、三五一 △白子　三、九七九△合計　一、〇〇七六、二九七