北本市史 資料編 現代

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第1章 政治・行政

第1節 戦後の村政

4 町村合併

16 昭和二十九(一九五四)年五月 北本宿・常光村町村合併打合会(一)
  (『北本宿村常光村合併促進協議会綴』)
     北本宿・常光村町村合併打合会
日 時 五月三十一日 午後二時五五分
場 所 北本宿村役場会議室
出席者 北本宿村=村長、助役、議長、副議長、根岸・深井
 常光村=村長、助役、議長、教育委員長(若山)、合併常任委員(矢部前議長)合併常任委員(小山)
○北本宿村長より五月二十五日常光村に参上の際の礼並今回来村に際し感謝の意を表す旨挨拶し、両村とも村民の意見を尊重し円満に合併に推進したい旨挨拶す。
○常光村長より現在の常光村の状勢は鴻巣合併も一部出ておるが、(中略)九分九厘までは北本宿村との合併に向くものと思はれるが、将来禍根を残すことのない様、分割をさけ全村合併に力を注ぎたい旨挨拶あり。
○常光村助役より常光村としては何処かの町村と合併しなければならない事は決っており、本村との合併へ機運は高まっておるが、(中略)本村と外の町村を比重(較カ)する事はない旨発表あり。
○両村の合併協議会結成するには、未だなほ早いとの見解から更に両村とも村民に啓蒙し、民意を基盤とした円満なる町村合併を期する為、後日協議会を結成する事を約し解散す。

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