北本市史 資料編 現代

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第5章 変貌する社会

第4節 人口増と住宅建設

北本市の都市化による人口の急増は、昭和四十年(一九六五)以降に始まる。資料136によると、人口増加率は県全体の数値を上まわり、市制施行前年の四十五年は、四十年人口の五三・四%の増加を示している。また、一世帯あたり人口は年々減少し、いわゆる、核家族化現象の傾向が見え始めた。
人口の急増は当然の結果として住宅需要を増大させていった。資料137・138・139・140・141・142・143は北本の住宅
建設に関するものである。資料137に見られるチサン団地は、北本では最初に建設された住宅団地であり、以後続
々と団地が建設されていった。特に、日本住宅公団北本団地は、二千戸を超える大規模なものであり(資料142)、この団地の建設により西口方面の市街地の様相も大きく変貌することになった。

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