北本市史 民俗編 民俗編一覧
第10章 民俗芸能・遊戯
第1節 民族芸能
2 各地域の囃子連
系譜等北原囃子連は、一二〇年程前若衆四、五人が、桶川市日出谷の人から囃子を習ったことに始まる。囃子連の二代目は、明治二十年ごろ単調な古囃子に替えて、多彩な新囃子を習得した。大正初期には東松山の祭に依頼され、出かけていき参加した。囃子連の三代目は、大正四年ころ、四代目は大正十三年に、五代目は昭和六年に習得した。第二次世界大戦以後囃子は中断していたが、昭和五十一年、地区の人たちの努力により復活した。現在、囃子連の六代目が練習中である。