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第10章 民俗芸能・遊戯

第1節 民族芸能

3 万作

由来
大正時代に鴻巣市の原馬室の人を師匠にして二秋習った。練習場所は民家の納屋で、床の上に莚を敷き石油ランプの灯で練習した。師匠は二人で来ることもあったし、一人ずつ交代で来ることもあった。時間は夕飯を食べてから出かけ、夜十一時ぐらいまでした。それで、芸題を七、八つ覚えたという。師匠への謝礼は一人当たり十円くらいだったという。

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