北本市史 民俗編 民俗編一覧

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第12章 民俗の変化と変貌

第2節 人生儀礼

七 五 三
七五三にはどこの神社へ行ったか。比率の高い順にあげると、第一位が地区の氏神(六五.〇%)、第二位が市内の神社(十一.八%)、第三位が県内の神社(五.四%)、第四位が屋敷神(三.八%)、第五位が県外の名社(三.一%)などとなっている。行かなかった比率は十一.〇%である。
①地区の氏神 地区別で比率が最も高い地区は、新井・高尾地区(七五.〇%)である。本町地区(二〇.〇%)と公団地区(二三.八%)の比率が低い。世代別では、明治六五.八、大正六九.九、昭和六〇.七%となっている。
②市内の神社 地区別で比率が最も高い地区は、下石戸下地区(二〇.五%)、比率の最も低い地区は公団地区(〇%)である。世代別では、明治六.六、大正八.九、昭和十六.六%となっている。
③県内の神社 地区別で比率が最も高い地区は、公団地区(二三.八%)、比率の最も低い地区は、下石戸下地区(〇%)である。世代別では、明治三.九、大正二.七、昭和八.六%となっている。
④屋敷神 地区別で比率が最も高い地区は、下石戸上地区(十六.一%)である。比率ゼロが六地区ある。東間地区、北本地区、下石戸下地区、公団地区、本町地区、石戸宿地区などである。世代別では、明治三.九、大正四.八、昭和三.一 %となっている。
⑤県外の名社 地区別で比率が最も高い地区は、公団地区(二三.八%)である。比率ゼロが三地区ある。本宿・北中丸地区、下石戸上地区、石戸宿地区などである。世代別では、明治二.六%、大正二.七%、昭和三.七%となっている。

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