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第6章 衣・食・住

第1節 衣生活

5 仕事着

ジュバン
男は地縞、紺無地、女は紺絣で作ることが多かった。腰丈で筒袖にする。娘や結婚してまもない人は、いくらか袂をつけタスキがけをする。女は、半幅帯をヤの字に結びその上に前掛を締めたりする。暑いときはジュバン一枚だけで着るが、寒くなると男なら棒縞のシャツ、女はサラシの肌襦袢を重ねた。

図3 ジュバン

かけ衿をかけていた跡は残っているが、現在はなし。
肩当てには、商店の名入りのてぬぐいを使用。

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