北本市の埋蔵文化財

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北本市の遺跡と遺物

榎戸遺跡群

この遺跡は江川の東側にあって、北本市の中南部に位置を占めている。遺跡のある場所は、北と南とに湧水の解析による枝谷をつくり、したがって、南北を低地にはさまれて支谷に面す立地となっている。ここの立地環境で特筆しなければならないことは、ここにはきわめて強力で豊富な地下水の湧出があるということである。一年じゅう台脚下から水音をたてて噴出している湧水である。通称「デーノタメ」とよばれている。現在北本、桶川地区の上水の給水源となっているほどである。この湧水が原始・古代人をひきつけたものであろう。台地は高くなり沖積低地からゆるやかにあがっている。
ここには少なくとも7遺跡が地点を別にして存在している。これらを地点別に説明すれば、つぎの如くである。

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