北本市の埋蔵文化財 社会3 >> 北本市の埋蔵文化財 前ページ 次ページ 北本市の遺跡と遺物 榎戸遺跡群 38.榎戸遺跡Ⅰ 大字下石戸字久保692、698 小枝谷に臨む西傾する台地肩部に位置する。遺物の散布範囲は狭い(20×20メートル)が、分布密度はかなり多い。 遺物としては頁岩製の石刃や繩文早期の井草式・茅山式土器、および前期の諸磯a式土器などが散布している。採集した石刃は、無土器時代に属するものか、繩文早期に属するものかよくわからない。 繩文時代早期の遺跡は、概して小規模なものが多いが、この遺跡も他例と同様である。 前ページ 次ページ