北本地名誌

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Ⅴ 現行地誌篇

1 大字篇

(2)下石戸下
【成立】昭和46年11月3日【直前】北本町大字下石戸下【世帯】3,130【人口】10,885
市の南部に位置する。大部分は台地で、南部にはいまなお平地林を広く残している。南西に向ってゆるやかに傾斜し、高尾に水源をもつ江川に達し、下石戸上と画する。駅西側から発する考戸(かんがえど)排水路も南西に向って流れ、字の南端で江川に合流する。平地林の間に畑と住宅が混在し、南部は桶川市に達する。中央平地林の中を昭和47年市道上原線が開通した。南部の字蔵引の江川に沿う水田地帯は埋め立てられ、昭和46年から入居を開始した日本住宅公団の高層団地がある。鎮守に八雲神社(下石戸の天王様)、金毘羅神社、寺院に天台宗安楽山大蔵寺(無住職)がある。同宗池端山修福寺は明治4年廃寺となっている。主な施設に二ッ家郵便局、栄保育所、成人病検診センター、武蔵野銀行北本支店がある。字久保には上水道建設記念碑がある。また、縄文期~古墳期の集落跡の榎戸遺跡もある。

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