北本の神社
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Ⅱ 旧石戸地区神社
【八幡社】
- 1.所 在 地
- 北本市大字下石戸上字南1546番地
- 2.祭 神
- 誉田別命
- 3.沿革
- 鎮祭の時期は不明、かつては深井辰五郎氏所有の氏神であった。深井氏は現在の八幡様の境内に居住していたが、大正末期、事情があって桶川市川田谷の地に移転してしまった。その時、八幡様を南地区へ譲りわたしていったので、南地区では八幡様を地区の氏神として祀り、地区・区長を中心に春と秋のお祭りを行ない、五穀豊穣・家内安全等の祈願をし、その地区の信仰をあつめている。
深井氏の宅地(37坪)は、南地区へ昭和28年4月15日本納された(石碑あり)。
現在八幡社は南公会堂内に祀られている。南公会堂は昭和45年4月15日石戸小旧校舎を払い下げられて再建された。 - 4.祭事
- 春祈祷
- 4月15日
- 十五夜祭
- 9月15日
- 5.景観・配置
-
- 本 殿
- 流造 鋼板葺
- 鳥 居
- 神明型 石造 銘 「奉納 昭和三年八月 東京 深井作兵衛」
- 手水石
- 石造 銘「奉納昭和八年九月十五日 当所 栗原信一」
- 記念碑
- 銘「奉納 八幡社敷地三十七坪 昭和二十八年四月十五日 川田谷村旧南居住 深井辰五郎殿」
- 6.神木・神蹟類
- 7.摂 末 社
- 大山阿夫利神社
- 例 祭
- 7月26~8月26日
- 8.組織・運営
- 現在の宮司は吉田浪次氏である。区長(自治会長)を中心とした年番が9名おり、氏子数は105戸である。
- 9.奉 納 物
- のぼり
- 銘「奉納八幡宮」
- 奉納額
- 銘「八幡宮 昭和十年二月吉日 大願成就 願主新井重五郎」 60×45cm
- 10.信仰・習俗・その他
- ○ 毎年、境内に大山阿夫利神社夏山の期間(7月26日~8月26日)中、石尊灯籠をたてて祀る。
- 石尊講
- 近年まで、南地区に組織されていて大山の夏山に代参して、お参りし、お札を貰い各氏子へ配った。