北本の神社

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Ⅱ 旧石戸地区神社

【金毘羅神社】

1.所 在 地
北本市大字下石戸下字久保692番地

2.祭 神
金毘羅大権現

3.沿革
鎮祭の年月日は明らかでない。下久保(久保新田)・台原0蔵引の地区の氏神として信仰があつい。
農家の人達が伊勢参りの際、四国の金比羅社に参拝して、その時勧請してきたものらしい。旧氏子43戸のものである。
境内の土地は農地解放前、下石戸下の大蔵寺の所有であったが、現在は氏子の所有である。
お札は大蔵寺住職がつくる。
社殿は昭和39年2月に改築され、草屋根の宝形造りから瓦葺きの切妻造りとなる。

4.祭事
  • 朝金毘羅祭
  • 2月10日 午前5時半より。屋台ばやしが奉納される。
  • 灯籠祭
  • 9月9日 午後から夜にかけて行なう。近年婦人会のおどりが奉納される。

5.景観・配置

  • 本 殿
  • 切妻造 瓦葺
  • 鳥 居
  • 四脚型 木造 銘「金刀羅大権現 氏子中 昭和三十二年五月 大鳥居修理再建」
  • 手水石
  • 石造 銘「文化十一年(1814)九月吉日建立

6.神木・神蹟類
 

7.摂 末 社
 

8.組織・運営
現在の宮司は、近くの大蔵寺住職が兼務している。これは農地解放前は大蔵寺の土地であった関係らしい。
総代は1名で字別氏子代表数名が世話人となっている。

9.奉 納 物

  • 奉納額
  • 銘「奉献征露紀念埼玉縣北足立郡石戸村大字下石戸下凱旋軍士 明治三十九年四月」72X91cm
  • 金毘羅社改築寄附芳名額
  • 銘「昭和三十九年二月」金毘羅社改築記念額 銘「植樹杉苗百式拾本 久保台原氏子中 昭和三十九年四月十五日」
  • 千羽鶴
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10.信仰・習俗・その他
  • 朝金比羅祭
  • この日は、氏子は勿論、近所の農家は床間に全比羅様を祭り五穀豊穣・家内安全を祈願する
  • 小正月(1月14日
  • 切りもちのまめ王ダンゴが奉納される。

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