雑木林のあるまち 教育

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3.託児所と裁縫所

委託託児所 荒井 (昭和初め) 

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農繁期(のうはんき)には愛国婦人会などの協力を得て、約1か月間託児所が開設された。石戸尋常(じんじょう)高等小学校講堂と、安養院の託児所である。

同Ⅱ 荒井 (昭和初め) 

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同Ⅱ 荒井 (昭和初め) 

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戦前の娘(むすめ)たちは、お嫁(よめ)に行く前の数年間は、秋から冬にかけて「お針のけいこ」といってお裁縫(さいほう)のけいこに通った。市内にはいくつかの教室があったが、近所のお裁縫のじょうずな人に習うこともあった。針供養(はりくよう)の日にはお嫁に行った人も先生のうちに集まってお茶を飲んだり、桶川の加納天神へお参りしたりした。

先生を囲む裁縫所の人びと 本宿 (昭和15年ころ) 

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