雑木林のあるまち 道

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私たちの祖先が野山でけものをとったり、草の実や木の実を集めて暮らしていたころは、道らしい道はなかったのである。それが、ほかの村の人たちと物と物を交換(こうかん)することでよりよい暮らしができることに気付くと、自然に物々交換のため村から村へ通じる道ができるようになった。

ずっと昔は、奈良(なら)や京都に都があったので、そこを中心に街道ができ、やがて源頼朝(みなもとのよりとも)が鎌倉(かまくら)に住み日本の国を治めるようになると、鎌倉へ通ずる「鎌倉街道」といわれる道が成立してきた。

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