雑木林のあるまち 道

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4.中山道

旧中山道 北本 (昭和35年ころ)

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慶長(けいちょう)8年(1603)に江戸(えど)に幕府を開いた徳川家康(とくがわいえやす)は、国を治めるため江戸と全国各地を結ぶ道路を整えた。中山道は、江戸日本橋から北上し、武州・上州・信州木曽谷(きそだに)を経て、美濃(みの)から近江(おうみ)(滋賀県(しがけん))の草津(くさつ)で東海道と合流し京都に通じており、東海道についで大切な街道であった。北本市内でみると二ツ家・本宿・東間・深井を経て鴻巣に至っている。ところで、現在の中山道筋と江戸時代初期の中山道筋は多少ずれている所があり、高崎線に沿って西隣(となり)に平行して走る細い一本の道が江戸時代初期の中山道と言われている。




江戸初期の中山道は、現在の中山道筋とは多少異なっていた。写真は北本農協中丸支所付近から鴻巣方面を望んだ旧街道である。

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