北本のむかしばなし くらしをつたえる話
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もちを食べない正月
もちに代わるのがサトイモやうどん、そばなどです。サトイモは、いねが日本につたわってくる前からの主食だったようです。米やもちが正月のごちそうになってからも、サトイモを食べるのは、そうしたならわしが今につたえられたからだといわれます。
正月という言葉から、みなさんはどんなことを思いだしますか。おそなえや
正月らしい食べ物というとまずもちがあげられます。もちの入った雑煮を家族そろっていただく
◎正月用のもちは、
◎正月三が日がすぎてからもちをつく。(中丸)
◎ 一月十四日にはじめてもちをつき、
◎おそなえはかざるが、雑煮にもちは入れない。(深井)
◎おそなえはかざらない。正月三が日は、年のくれに打っておいたそばを食ベる。もちを食べるのは四日になってから。(石戸宿)
◎神様にそなえる雑煮には、サトイモ、ダイコン、ニンジン、ゴボウなどを入れ、もちは入れない。家族が食べる分には、もちとホウレン草を入れる。 おそなえは作らない。(石戸宿)
市内で聞くことのできたいくつかの