北本市の埋蔵文化財 社会3 >> 北本市の埋蔵文化財 前ページ 次ページ 北本市の遺跡と遺物 榎戸遺跡群 52.雑木林遺跡 大字深井字雑木林634~642 遺跡は寿命院の裏手にあり、北側に比高差1メートルの低地が入りこみ、その低地に臨んだ地域に土器片が散布している。遺物の散布範囲は150×200メートルにわたっているが、道路より北側では繩文式土器(繊維土器、加曾利E式)が、南側では、古墳時代以降の鬼高・国分式の土師器や中世の陶器が分布している。散布状態はあまり多くなく、したがって、どの程度住居跡があるか明確ではない。 第3図 土師器実測図 前ページ 次ページ