北本の文化財

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【鉄製象嵌舌長鐙(てつせいぞうがんしたながあぶみ)】

指定
市指定
種別
工芸品
指定年月日
平成3年10月22日
所在地
⑤ 宮内5-343

舌長鐙で、ハトムネの山は高く両肩はなだらかな形態である。
全体に象嵌がなされ、漆がかけられていたと思われるが、現状では錆(さび)により漆は剥離(はくり)している。残存している金銀の象嵌は意匠的(いしょうてき)にも技術的にも秀でたものであり、当時の工芸技術をうかがい知るうえで貴重である。その細かい意匠から、室町から桃山時代にかけての製作と思われる。
長さ28cm、幅13.3cm、高さ26.5cm。

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