北本の文化財
【石戸蒲(いしとかば)ザクラ】
- 指定
- 国指定
- 種別
- 天然記念物
- 指定年月日
- 大正11年10月12日
- 所在地
- ㉒ 石戸宿3-119 東光寺
(昭和50年)
蒲ザクラに関する伝説はいくつかあるが、蒲冠者源範頼(かばのかんじゃみなもとののりより)にちなんで、「蒲桜」の名がついたと伝えられる。
巨大な蒲ザクラは、かつて四本の大きな幹に分れ、根元全周は11mあり、幹の間には現在も5~600年以前の板石塔婆を取り込んでいるので、樹齢はそれ以上であることがわかる。
品種はエドヒガンザクラの一種といわれ、4月上旬に開花する。
滝沢馬琴著「玄同放言」(絵-渡辺崋山)に紹介された蒲ザクラ
天然記念物に指定された頃の蒲ザクラ