北本の文化財

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【観音堂大絵馬(かんのんどうおおえま)】

指定
市指定
種別
有形の民俗文化財
指定年月日
昭和53年3月15日
所在地
⑯ 荒井1-336 観音堂

醤油しぼり図

群馬図

雉図

観音堂所在の大絵馬三点である。
「醤油(しょうゆ)しぼり図」は、醤油醸造光景を描いた図柄で、当時の生活の二端を伺うことができる資料である。縦90cm、横133cm。 .
「群馬(ぐんま)図」は、赤、自、黒の五頭の馬が、桜の古木近くに流れる川のせせらぎに群をなした図である。縦62.8cm、横88.5cm。
「雉(きじ)図」は、牡丹(ぼたん)に雌雄一対の雉が向い合っている図で、他に類例のない、県内唯一の作例である。縦62.5cm、横89.4cm。
これらは、いずれも明和五年(1768)に奉納されたもので、江戸時代中期の作例として貴重である。
なお、「群馬図」と「雉図」の二点は、対をなすものと思われる。

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