北本の文化財

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【銅造阿弥陀如来坐像(どうぞうあみだにょらいざぞう)】

指定
市指定
種別
彫刻
指定年月日
昭和53年3月15日
所在地
㉒ 石戸宿3-119 東光寺

鋳鋼(ちゅうどう)製で、本体と台座蓮台の部分は一鋳からなり、別鋳の反花座(かえりはなざ)を鋲留としてしているが、両者では鋼の材質や鋳造技法に各段の隔たりが認められる。
通例の阿弥陀像であるが、頭部を飾る螺髪(らはつ)の造りが巻縄状で表現されているのが異色である。
本像は、その古風な表現から鎌倉時代末期の製作と思われ(反花座は江戸時代の補作)、市内最古の仏像として貴重な作品である。
像高7.9cm、総高13.4cm。

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