きたもと子ども漫画館(上巻)
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北本歴史
豆辞典
⑥
北本の道
マンガの
中で
紹介した
中山道は、
江戸時代に
入ってから
整備された
街道だけど、
北本市域には
中世から
通っていた
古道として「
鎌倉街道」「
岩槻道」などの
道がすでに
主要道としてあったんだ。これらは、
鎌倉時代から
戦国時代にかけて
戦いや
人々の
往来のために
使われ、とくに
石戸城・
松山城・
岩付城という3つの
深い
関係にあった
城を
結ぶ
伝馬の
道として
発展していったようだね。しかし、
江戸時代に入って、
政治の
中心が
江戸に
移り、
中山道をはじめとする
五街道が
整備されると、これらの
戦国の
道はやがて、
地域の
人たちが
利用する
生活の
道へと
変わっていったんだ。
また、
江戸時代には
中山道の
脇道として、
菖蒲・
騎西への
道、
吉見への
道、
川越への
道、
岩槻への
道などが
枝分かれしていったんだよ。
脇道は
幹線道路と
比べると
交通量が
少なく、
庶民は、
寺社へのお
参りや
河岸場への
交通路、
家と
畑を
結ぶ
道など
生活に
密着した
道として
利用したんだ。この
脇道の
維持・
管理は、
所有者である
領主よりもその
村々で
行われたことが
多かったようだね。
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