雑木林のあるまち 川

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荒川
川沿いには木もたくさん茂(しげ)り、荒川の水は飲めるほどに清く澄(す)んでいた。子どもたちは事故のないよう、川に入る前におはらいを受け、水遊びや魚とりなどをし、楽しい夏の一時(ひととき)を過ごしたという。 川は彼らの夏場の社交場でもあった。

水泳 荒井・石戸宿 (昭和30年ころ)

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荒川 高尾付近か

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魚つりⅠ 石戸宿 (昭和29年)

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魚つりⅡ 石戸宿 (昭和40年)

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荒川では今も昔も人々は魚つりを楽しんでいる。網(あみ)をしかけたり、筌(うけ)をおいたり、ナマズやうなぎなどは手づかみでもとったものである。舟(ふね)を浮(う)かべ箱メガネとヤスでつく方法もある。今は遊びであるが、昔は魚は大事なタンパク源であった。

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