北本市史 通史編 現代

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第2章 都市化から安定成長へ

第7節 学校教育の発展と進む社会教育

2 児童・生徒の増加と学校新設

増える児童・生徒
昭和六十三年における市内の小学校数は七校・中学校は四校である。市制施行時での小学校四校、中学校一校に比べると、一七年間に小学校、中学校が各三校ずつ新設されたことになる。学校の建設をもたらしたものは、当然のことではあるが、児童・生徒の増加であった。
北本市内の小学校児童数の増加は表49のように昭和四十年代半ば以降著しい。四十四年からの七年間は対前年比増加率が毎年一〇パーセントを超えるという急増を示している。増加傾向は埼玉県全体と似ているが、増加率は県をはるかに上まわっている。この増加傾向は五十七年までで、五十七年の七二三六名をピークに以後は減少傾向に転じており、これも県と同傾向である。
中学校の生徒数は小学校児童数の増加が始まってから数年後に増加傾向を見せるようになり、昭和六十年まで増加を続けた。四十五年の生徒数がわずか八年後の五十三年には倍増している。

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