北本市史 資料編 自然

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第6章 北本の植物

第1節 北本の代表的な植物群落と植生の分布

1 主な植物群落

ウリカワ-コナギ群集
ごく浅く冠水した泥湿地に発達する一年生の草本植物群落である。群落の高さは一〇~一五センチと低く、ウリカワあるいはコナギが優占している。ウリカワ-コナギ群集は日本の水田雑草群落として位置づけられている群落で、水田に小被度に散生することが多いが、ここでは未利用の湿地に高い被度で群生し、まとまった群落を形成している。
表9 ウリカワ-コナギ群落組成表 
調査番号B Sー16B Sー17 
調査年月日1983年9月18日 Sep.18 
調査面積4㎡4㎡
植生の高さ、植被率10cm、90%15cm、70% 
出現種数6種 6種 
ウリカワ5 ・ 4 ・ 
コナギ1・24・4
マツバイ2・3 +・2
オオアブノ メ+・21・2
スズメノトウガラシ1・2 
セ リ1・2 ・ 
ミズスギナ + 
イヌビエ + 

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