北本市史 資料編 近世

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凡例
本資料編に収録した資料は、徳川家康が関東に入国した天正十八年(一五九〇)八月から明治と改元された慶応四年(一八六八)九月までに作成され、かつ北本市域の近世史にかかわる文書・記録・文献等である。
資料の分類は、大きく「領主と村」「村の生活」「街道と河岸」「寺院と文化」の四章に分け、さらに各章は、資料の内容によって節及び項を立てた。また資料の配列は、原則として年代順とした。
資料には通し番号を付した。また各資料ごとに内容を表わす表題を掲げ、資料年月・西暦・旧村名・所蔵者名・原文書番号もしくは出典を掲げた。
各資料には利用者が親しみやすいように、できるだけ写真を掲げた。また内容を理解しやすくするために、各節ごとに概観や資料解題を述べ、原則として各資料ごとに解説を付した。
用宇は原則として常用漢宇を用いた。略字・異宇・俗字は正字に改め、常用漢字にない文宇はそのまま資料の文字を用いた。変体仮名・合成文字等は現行の仮名文字に改めたが、変体仮名の「江」は漢字を用いた。
あきらかな誤字は訂正を傍注で示し、脱字は右側に(〇脱力)と注記した。また誤りと思われる字句や表現は右側に(ママ)と注記した。
表敬の際の一字闕宇はそのままとし、平出による改行の場合は二字あきとした。
資料を読みやすくするため、編者が本文中に適宜読点や並列点を付したり、難解な文字にはつとめて「ふりがな」を付した。
虫損・破損により判読できない文字は、字数のわかるものについてほ□□□で表わし、わからないときは[ ]で示した。
貼紙の部分は「 」で示し()でその旨を記した。
資料の一部を省略した場合は、必要に応じて(前略)(中略)(下略)と記しておいた。
紙幅の都合上差出人等の体裁を変更した箇所もある。

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