北本市史 資料編 近代
第2章 産業・経済
第2節 近代産業の発展
1 交通運輸機構の整備
115 昭和八年(一九三三)三月 荒井橋開通(『東京日日新聞』昭八・三・一七)
荒井橋開通
学童の渡初め
北足立郡鴻の巣町・桶川町方面から石戸村を経て比企郡松山町に通ずる石戸村地先荒川の荒井橋は、十五日午後四時から開通式を挙行、内務省直轄荒川改修事務所春木技師以下松本、新井両□□沿岸関係町村代表者七十余名列席、神官の修祓後東吉見・石戸両岸小学校上級生徒の渡り初め式あり、角力・神楽・青年団の郷土芸能大会など盛沢山の余興で大賑ひであった、全長九十米、幅員四米、工事費九千円の木橋である。