北本市史 資料編 現代

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あとがき
昨年度に引き続き、ここに「北本市史第五巻 近代・現代 資料編」を刊行することができましたことは、皆さまのご支援ご協力の賜と深く感謝申しあげます。
資料の収集につきましては、「近世資料編」刊行の時と同様になかなか思うにまかせず、もう少し時間がほしいという感をもちました。特に太平洋戦争に関連のある資料は、焼却されたり散逸したものが多く入手に困難でした。
しかしながら、いよいよ編集作業に入りますと思ったよりは資料が集まり、むしろどの資料を収載するかの取捨選択に手間どりました。これは北本市内外の旧家の保存資料、市役所の行政資料、県立文書館・県史編さん室・県立浦和図書館の保存資料、各種新聞資料・既刊関係資料と多方面にわたる資料所蔵者のご協力をいただいたおかげであります。
本書の編集は大村進編集委員長をはじめ、近代・現代担当の村田安穂・新井鎮久編集委員、篠沢文雄・根岸亮司専門調査員が中心となり、鈴木健夫・柳沢健一 ・宮沢功衛・木村正則先生にご協力をいただきました。「市民に長く読みつがれ、親しみやすい市史」づくりを目ざし、各節ごとに解説を付しわかりやすくしました。
また、本書の監修にあたられました江袋文男先生には、公私ともにご繁忙の中たびたび編さん室へお運びいただきご指導を賜わりました。
江袋・大村両先生、近代現代担当の先生方、ならびに関係各位に対しまして厚くお礼を申しあげます。
終わりに貴重な資料を快くご提供くださいました皆さま、いろいろと情報をおよせくださった調査協力員の方々に厚くお礼を申しあげます。
編さん室といたしましては、このあと「民俗資料編」「自然・原始・古代・中世資料編」そして「通史編」と刊行を予定しておりますので、市民に親しみやすい「北本市史」を目ざし、より一層努力を重ねてまいる所存です。
関係者各位の一層のご支援ご協力を賜わりますようお願い申しあげます。
  昭和六十三年三月
        北本市史編さん室

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