北本の植物

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北本市内の保護を要する野生植物について

北本市内には山林が多く、木本(高木・低木)草本の植物等が数多く群生し一つの生態系を形成している。この生態系は一朝一夕に形成されたものでなく、長年月にわたり自然および人間の力によってつくられたものである。
荒川水系、元荒川水系に関連あると見られる植物も多くあり、秩父山系、比企丘陵との関係深いことを思わせる。特に荒川支谷の山林の日陰には数少い珍奇なものがみられる。
近年山林の開発、またはその荒廃、人口増による環響変化等各種の原因により絶滅したものもあり、まさに絶滅に瀕しているものもある。これらのものは特に山林の下草、低木等に多い。これらの中には四季折々自然のままの姿で人の眼を楽しませる美しいものもあり、また古来薬用、食用等の実用的価値のあるものも多い。以上のものについて研究会として現在までに確認したものをあげてみたい。

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