北本の植物

自然2 >> 北本の植物

北本市内の保護を要する野生植物について

3.絶滅に瀕しているものの保護

このことの第一は、これらのものの生育している生態のものを維持することである。これらのものは個々独立に生きているのでなく、植物群落の中の一つとして生きている場合が多い。従って生きている環境そのものを保護することが、個々の植物を保護することになることが多い。幸いに市として山林の保護地域を設定したり、子供公園を建設したことはこの趣旨に適合したものである。これらの場所はよく手入れして環境を維持し、弱くてしかも有用なものを保護したいものである。
第二として積極的に育成をはかる必要があると思われる。野生植物はその生育状況、生育条件が詳かでないので、栽培は技術的に難しいものが多いが、よく観察調査すれば裁培可能である。
以上述べたもののうち、研究会として実験的栽培をしているものの一つ、および写真撮影したものの一部を報告する。

<< 前のページに戻る