北本地名誌

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Ⅴ 現行地誌篇

1 大字篇

(3)石 戸 宿
【成立】昭和46年11月3日【直前】北本町大字石戸宿【世帯】220【人口】 1,019
市の南西部に位置する。西は荒川を隔てて川島町と相対し、南は桶川市と接する起伏のある台地上に位置し、西部に荒川の低地が開け字附歩(つけぶ)と呼ばれている。南北に走る市道に沿って、上宿・下宿と呼ばれる街村状集落をなしている。北本市域中、駅から4~5 kmと最も遠くに位置し、都市化はほとんど進んでいない。
神社に石戸神社、天神社があり、寺院に日蓮宗修練道場でもある善照寺、天台宗青竜山放光寺(無住職)、時宗西亀山東光寺(無住職)がある。文化財には、東光寺境内に国天然記念物石戸蒲ザクラ、県考古資料板石塔婆(収蔵庫納)があり、同寺には市指定の阿弥陀如来坐像がある。このほか市指定の文化財としては石戸天満宮の石刻絵馬、ムクの木、松田家地内の道標を兼ねた供養塔、鈴木家のドウダンツツジ、天神社の「石戸稲荷大明神」の幟と天神社の「ささら獅子舞」がある。遺跡には県選定重要遺跡石戸城、堀の内館跡がある。
荒川の低地の河川敷には天神下運動公園、字城山(上宿)には昭和49年開設の北本子供公園がある。

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